セミナー関連

みなさん、こんにちは。　　
１１／２２（木）マーケティング支援講座７
～創業大正１３年　トリイソースの「変わらぬ想いと進化する味」を開催しました。

講師は鳥居食品株式会社　代表取締役社長の鳥居大資様で、
年末で大変お忙しい中、ソース製造の秘伝を伝えに来て頂きました。
多くのみなさまにご参加いただき、まことにありがとうございました。
参加者からの「大変興味深いお話しありがとうございました。大手食品メーカーにできない戦略、地域に根差した活動が素晴らしいと思いました。」「すごい経歴から自社を守るに至った鳥居さんの人柄がすてきだなあと思いました。20年目にして味を変えるという勇気にも大変興味を持ちました。オンリーワンの味を目指してこれからも頑張ってください。」「経営面を中心にもの作りに対する姿勢を詳しく伺えてよかったです。」の感想が示す通り、受講者の多くの方へ、中小企業としての「もの作り」が、共感と感動を与える内容でした。

それでは講演内容の一部をご紹介したいと思います。
＜ソースの味＞
ソースの味は、地域で大きく異なり、西に行けば行くほど甘味、東に行けば行くほど塩味、酸味が増すことが一般的だそうで、地域の食文化を色濃く反映しながら、日本中でバラエティに富んだソースが作られています。
＜鳥居食品の製品開発戦略＞
日本のソースの市場規模は約６００億円、そのうち60％を大手のブルドック、オタフク、カゴメ等が占め、残りを中小零細１００数社が分け合っています。この市場で勝ち残るために、トリイソースはソースの製造工程において、特に大手と差別化するポイントを「時間軸」として設定し、大手企業の短期に大量生産することによるキャッシュフロー経営に対して、長期熟成を戦略の基本とされていることなど詳しく解説していただきました。

当日は、長時間かけてしっかりと樽で熟成されたトリイソースを使った料理を試食しながら、交流会が盛大に行われました。

鳥居様、中小企業としての「もの作り」に関するエピソードと、おいしい料理を提供いただきありがとうございました。
次回のセミナーは、マーケティング支援講座8　２０１９年今年はどうなる、どう売る！　～竹内謙礼の2019年カレンダーより～　平成31年1月24日実施予定です。
みなさん奮ってご参加ください。
＜編集 naga＞