産学連携

皆さん、こんにちは

B-nestでは、産学連携の一環として、企業・大学見学会を実施しています。
平成３０年１１月２１日、産学連携事業でお世話になっている大学、自治体、
支援機関の皆さま等約２０名の参加者と共に、
静岡県水産技術研究所 本所（焼津市鰯ヶ島136-24）を訪問してまいりました。


まずは研究統括監の岡本様より、同研究所の事業概要等についてお話いただきました。


静岡県の特徴として、海岸線が500kmに及ぶほか、日本一高い富士山と日本一深い駿河湾を持つ結果、日本一の高低差を持つことから生まれる多様な環境特性があるとのお話しがありました。


またそもそも水産資源とは、次のような特性があるそうです。

不確実性：実際にどの程度の魚がいるのか確認することはできず、データから推測が必要
再生産：漁獲量を適度に保つことで、資源が自然に再生される
多層：一つの地理的ポイントにおいても、深さによって資源内容が異なる
無主性：基本資源の持ち主は存在せず、捕獲した時点で所有権が発生する

など、例えば農作物と比較しても、対応方法がかなり異なることを説明いただきました。

このような特性を踏まえて、現在様々なプロジェクトが進んでいるようです。
興味のある方は、次のＵＲＬでご確認ください。
http://fish-exp.pref.shizuoka.jp/03research/3-1-1_h29.html


説明のあと、研究所各施設を見学し、その後、研修室で質疑応答が行われました。
ご協力いただきました皆様、この度は誠にありがとうございました。