ミニセミナー

皆さんこんにちは！企画事業スタッフの岩崎です
昨日、開催しました「ちょこっとアフター６勉強会」
お集まりいただいた皆様、ありがとうございました

今回のテーマは、「はじめて人を採用する場合の留意点」
講師は、清水進矢先生（窓口相談・木曜担当）と、
清水先生のビジネスパートナー高橋昌幸先生（社会保険労務士）が務めました。

実はこのお二人、B-nestと同じフロアにあるシェアオフィス
ＳＯＨＯしずおかに入居している起業家コンビなんです

※写真左：高橋先生、写真右：清水先生

お二人が経営する会社名は「ワイズバンク」
＜事業内容＞農業に関するコンサルティングサービス
農業経験者かつ中小企業診断士の清水先生と、人事分野のプロ社会保険労務士の高橋先生を中心に、農家さんへの経営計画アドバイスや、６次産業化支援等を行っているそうです。

今回は、そんな起業経験もある社労士の高橋先生に、
「個人事業主がはじめて人を採用する時に注意した方が良い点」を教えていただきました


ポイント①入社前に交付すべき文書
近年、賃金不払いに関する訴訟等、労働条件をめぐるトラブルが増えているので、
入社前には必ず以下のような文書を交付し、条件を明確に提示する。

●雇用契約書
●就業規則
●入社誓約書

ポイント②社会保険の加入義務
以下の表の通り、労働時間に応じて加入義務があるので必ず手続きすること。


ポイント③事業主の責任
【民法715条】
ある事業のために他人を使用する者は、被用者がその事業の執行について第三者に加えた損害を賠償する責任を負う。

・・・と、民法に定められている通り、従業員が何かしらのトラブルを起こした際には事業主はその責任を負う必要があります。

特に多いのが、交通事故だと思いますが、業務上の事故以外にもマイカーでの通勤中の事故も責任を問われる場合があるそうです。


また免許失効を職場に隠して、長年に渡り無免許運転を続けていたというトラブルも発生しています。こういった事態を事前に防ぐためにも定期的に運転免許証の点検を行うと良いそうです。


今回の講義を聞いて、やはり人を雇うというのは責任が重いことだなぁと実感しました。
個人事業主の皆様が一人でこうした責任を負うのはとても大変なことなので、
大きなトラブルを未然に防ぐためにも専門家に事前に相談することをおすすめします。

従業員の指導や、現場の業務改善に関しては、B-nestの窓口相談でも対応いたしますので、お気軽にお問合せ下さい！
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